外壁塗装の最重要工程は下地補修!塗膜の耐久性に大きく影響します

下地補修次第で外壁塗装の寿命が決まる!?


外壁塗装で最も重要なこと

外壁塗装で重要な工程は、「事前調査、下地補修、塗料選定、重ね塗り‥」などがあげられますが、最重要工程は下地補修です。
徹底した下地補修は、塗膜の耐用年数に直接影響する最も重要な工程です。

また、一般の方には下地補修の出来栄えが判断しにくいので、手抜き工事が発生しやすい工程でもあります。
一言で下地補修と言っても、左官作業や大工作業など専門性が高い作業が必要となる場合も多くあります。
多くの塗装業者は左官作業や大工作業など技術的に対応できず、酷い場合は下地補修を省略して、高圧洗浄後にいきなり塗装を行う塗装業者もいます。



外壁塗装の手抜き工事の一例

下の写真は他社が塗装した事例ですが、塗装後短期間で塗膜が膨らんでいます。

外壁塗装で塗膜の膨れ"

外壁塗装業者の手抜き工事による不具合ですが、直接的な要因を解説いたします。
よくある手抜き事例ですので要チェックです。

要因1. 高圧洗浄やケレン清掃の手抜き
外壁には油分やヤニが付着しています。高圧洗浄やケレン清掃にて入念に除去する必要があり、怠ると塗料の密着力が弱まり短い期間で塗膜が膨らむ要因となります。

要因2. 高圧洗浄後の乾燥期間の省略
高圧洗浄後は完全に水分を乾燥させる必要があります。乾燥期間を省略すると塗装後に水分が塗膜内部で蒸発し塗膜が膨らむ要因となります。
特に安売り塗装業者は、複数の工事案件を同時進行しているケースが多く、短期間で完工する必要があるので、高圧洗浄後の乾燥期間を省略する傾向があるのです。

要因3. クラック補修の手抜き
外壁の下地にクラック(ひび割れ)が発生した場合、塗装前に必ず修繕する必要があります。クラック補修を怠るとクラック内部に侵入した水分が塗装後に蒸発し、塗膜が膨らむ要因となります。




外壁塗装の下地補修実例"

ケレン清掃

まずは下地処理で最も基本的な「ケレン清掃」という補修方法を紹介いたします。
ケレン清掃は、サビや塗膜の剥がれなど劣化した古い塗膜をスポンジなどで擦って除去する清掃方法です。非常に地味な作業ですが、非常に重要な作業です。
古い塗膜が付着したまま塗装すると、塗膜の接着効果が著しく弱まり耐用年数が大幅に短くなります。

外壁塗装のケレン作業


ケレン清掃は症状の程度に応じて1種~4種までございます。

4種ケレン
4種ケレンは、塗膜剥離が軽度の場合や、粉が吹いている程度の軽度の劣化に対して、「ペーパーやホウキ」などで清掃する最も簡易的なケレン清掃です。

3種ケレン
4種よりも若干塗膜の剥がれやサビが酷い状態で、「ワイヤーブラシやナイロンスポンジ」などで擦って古い塗膜を除去するケレン清掃です。

2種ケレン
3種よりも塗膜の剥がれやサビが更に酷い状態で、スポンジ清掃では完全に除去することが難しく、「サンダーケレンなど動力工具」を用いて古い塗膜を除去するケレン清掃です。

1種ケレン
サンダーケレンや動力工具を用いてもサビなどを除去できない非常に劣化が酷い場合のケレン方法です。「剥離剤などの化学薬品」を用いて古い塗膜を除去するケレン清掃です。




シーリングの打設

シーリングとは窓枠や玄関まわり、サイディングボードの接続部に打設されているゴムのようなもので「コーキング」とも呼ばれています。
シーリングは外部からの水の侵入を防いだり、外壁の歪を吸収する非常に重要な役割を担っています。

外壁は地震による振動や、気温変化による膨張・収縮で歪が生じます。シーリングがクッション材となって歪を吸収し外壁のひび割れを防ぎます。

外壁塗装でシーリング目地補修


シーリングは弾力性を備えることで歪を吸収しますが、経年劣化とともに弾力性がなくなりクッション機能を損ないます。

シーリングの状態は一般の方でも簡単にセルフチェックできます。
シーリング部分を指で触ってみて、粉が付着したり弾力性がなければシーリングの役割を果たしていません。悪化するとひび割れが発生します。
放置すると雨水侵入の原因となるのでお早めにご相談ください。

写真のシーリング打設工事の工程は以下の通りです。
① 古いシーリングを剥がし、細かいシーリングの破片を入念に除去します。
② 外壁にシーリング材が付着しないように丁寧に養生します。
③ 新しいシーリング材の密着性を高めるためプライマーという接着剤を塗りこみます。
④ 新しいシーリング材を打設します。
⑤ 中に空洞ができないようにヘラで均一に押し込みます。
⑥ 最後は養生を剥がして終了です。


シーリングの打設だけでもこれだけの工程があります。
塗装業者により品質の差が非常に大きく、耐久性に大きく差が出ます。古いシーリング材を入念に除去する工程など、地味な作業が非常に重要なのです。




コンクリート・モルタルの補修

コンクリートやモルタルの外壁や天井部は経年劣化でクラック(ひび割れ)が発生したり、ひどい場合は以下事例のように壁が崩れ落ちるケースもございます。

外壁塗装 コンクリート補修


写真のコンクリート補修工事の工程は以下の通りです。
① トンカチやヤスリで崩れた破片を入念に除去します。
② 接着剤の役割となるプライマーを塗ります。
③ 防水処理のためシーリングを打設します。
④ モルタルを打設し形を整えます。
⑤ 下塗り塗装を行い、元の色と同色の塗料で上塗り塗装を行います。


コンクリートやモルタルの打設作業は、実は非常に難しく左官職人にて施工します。
塗装職人が全ての作業を行うと思われがちですが、左官作業や大工作業は塗装作業とは全く別のノウハウですので専門職人が施工することで不具合の再発防止につながります。
ゼロホームでは左官職人、大工職人も備えておりますので安心してお任せください。




木製玄関の塗装

木製玄関の塗装依頼を非常に多くいただきますが、簡単な作業に見えて実は熟練の技術と手間を要する塗装作業です。

木製玄関の修繕


写真は木製玄関の下地処理と塗装工事の工程で、詳細は以下の通りです。
① 薬品で脱色し古い塗膜を除去します。
② サンダーケレンや電動ヤスリなど動力工具を用いて表面を研磨します。
③ 細かい破片をナイロンスポンジや紙ヤスリで除去します。
④ 下塗り塗料を吹き付け、乾燥したら仕上げの光沢のある塗料を吹き付け完了です。


木製玄関の塗装工事は非常に手間のかかる作業ですが、見違えるほど綺麗になります。玄関部分は家の顔なので、綺麗な見た目を維持しておくことは非常に重要です。




外構・塀の補修

ゼロホームはほとんどの塗装業者が対応できない外構リフォームも多数手がけております。塀や門、車庫、土間、アプローチ、垣根など外構リフォームをプランニングから施工まで行います。

外構・塀の修繕


写真はレンガタイルの塀の補修工事工程で、詳細は以下の通りです。
① 傷んでいるレンガタイルをドリルやサンダーで剥がします。
② 細かい破片をナイロンスポンジや紙ヤスリで除去します。
③ 接着効果の高いプライマーを塗り込みます。
④ モルタルと新しいレンガタイルを設置します。
⑤ 最後はシーリング部分を打設し直し完了です。


ゼロホームでは大工職人や左官職人など塗装以外の職人も多数備えているので、住宅の総合的な不具合に対応可能です。外装は人目につく場所ですので、常に綺麗に手入れをしておく必要があります。些細なことでもご相談ください。




陸屋根の補修

ベランダや陸屋根の防水工事や補修工事について紹介いたします。

防水工事の修繕


写真は陸屋根の補修工事工程で、詳細は以下の通りです。
① まずは高圧洗浄にて汚れやカビを入念に除去します。
② 外壁下部をコンクリート打設するためサンダーとドリルにてタイルを解体します。
③ 既設の防水シートを剥がします。
③ 接着効果の高いプライマーを塗り込みます。
④ コンクリートを打設し、上塗り塗装を行います。
⑤ 紫外線からの保護塗料(トップコート)を塗ります。


ベランダや陸屋根の防水の耐用年数は15~20年程と言われております。計画的に防水工事をされる方が少ないのが現状ですが、最長でも20年以内での補修をおすすめします。



マンションの玄関塗装

ゼロホームではマンションやビルの大規模修繕工事も承ります。細かい部位ですが玄関の塗装と補修工事を紹介します。

マンションの玄関修繕


写真はマンションの玄関ドアの塗装工事工程で、詳細は以下の通りです。
① まずは塗膜が剥げた箇所をナイロンスポンジや刷毛でケレン清掃します。
② 下塗り塗料を塗布します。
③ 上塗り塗料を吹き付けます。


塗装工事全般に共通することですが、塗膜の剥がれやサビ、汚れなど事前に入念に除去することで塗料の接着効果が高まります。長持ちする塗装工事を行うためには非常に重要な工程です。事前に必ず下地補修について塗装業者にご確認ください。




まずは、無料事前診断をお試しください

最適な塗料は「下地の素材や劣化状態」で異なります。
「どの塗料が最適か?」「そもそも塗装リフォームする必要があるのか?」など、まずは住宅の現状を把握いただくことが大前提です。

ゼロホームは事前診断を入念に行い、現状を解説し最適な塗装プランを提案いたします。 もちろん無料ですのでお気軽にご相談ください。

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