前処理、下地作業とは｜用語集｜外壁塗装のゼロホーム
前処理、下地作業とは
外壁塗装や屋根塗装における前処理や下地作業とは塗装前に塗る面のデコボコを平らにしたり、錆びを取り除いたりし、塗装膜の接着力を高める目的で行われる処理や作業のことである。
現在では一般的に、高圧洗浄やクラックの補修やケレンが行われる。まず高圧洗浄は高圧で水を噴きつけ洗浄する作業で高圧洗浄機という機械を使用する。洗浄が済んだら十分に乾燥させる。次にクラックがある場合シーリング材で埋めたり、クラックに低圧でエポキシ樹脂を注入して接着させ補修する。そして最も重要な作業となるのがケレンだ。なぜなら、いくら良い塗料で塗装をしてもケレンを十分に行っていないと塗料の持つ性能を十分に発揮できないだけでなく短期間の内に塗装膜が剥離してしまうからだ。ケレンはその作業量から4種類に区分されている。当然作業量が多くなればコストはかかるがより精度の高い下地ができあがる。
しかし、戸建住宅ではケレンの程度や品質は作業者にゆだねられており、塗装後はどの程度の下地処理が行われたのかは判断できないのだ。
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