可塑剤（かそざい）とは｜用語集｜外壁塗装のゼロホーム
可塑剤（かそざい）とは
可塑とは、思いどおりの形を作れる、塑造できるという意味です。つまり、可塑剤とは、通常の状態では形を変えられない物に柔軟性を与えたり、加工しやすくするために添加する物質ということです。
可塑剤は、一般にポリ塩化ビニールなどのプラスチック類を加工する際に用いられる。ポリ塩化ビニールは、常温では分子同士が強く引きあった硬いものですが、加熱時には分子間の距離が広がり柔らかくなります。その状態の時に、素材や使用目的に合わせて酸とアルコールを組み合わせて作られた可塑剤を、分子の間に入れてやると、常温でも柔らかい状態が保たれるようになる。
外壁塗装では、外壁の隙間や外装材の継ぎ目などに使われるシーリング剤に使用されています。シーリング剤に柔軟性がないと、気温変動などで外壁収縮などが起きた時に対応できないからです。また、モルタルの外壁のひび割れ対策として使われる弾性塗料にも含まれています。通常の塗料よりよく伸びるので、建物の微振動によるひび割れを防ぐ働きがある。
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