遮熱塗装とは｜用語集｜外壁塗装のゼロホーム
遮熱塗装とは
遮熱塗装とは、塗料の中に特殊な顔料とセラミック成分が含まれている塗料である。顔料が赤外線を反射し、セラミック成分が熱を放射するという役割を持つ。この塗料を屋根に使用することで、屋根の素材温度が15度から20度下がると言われており、夏場の冷房効率が上がるため、消費電力の低下を期待する事が出来る。
ただし、遮熱塗装が効果をきちんと発揮するためには、屋根が鉄板である、屋根裏に断熱スペースが無く屋根から直接熱気が室内に入る構造となっている、屋根と屋内の間に断熱材が使用されていないなどの条件が必要になる。
住宅に使用する場合、ほとんどのケースで屋根の下には断熱層が存在するため効果をはっきりと感じられない場合も多い。ただ、屋根の下がロフトや屋根裏、勾配天井となっている場合は効果を実感出来るケースが多くなっている。
また、遮熱塗装を屋根に使用することで、屋根表面での太陽光線を反射し温度を低く保つことが出来るため、一般的な塗料を使用するよりも耐用年数が長くなるのも特徴の一つである。
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