エフロ現象とは｜用語集｜外壁塗装のゼロホーム
エフロ現象とは
エフロ現象とは
エフロ現象とはコンクリートやモルタルの表面に白い生成物が浮き出る現象のことである。コンクリート構成物の強度に問題は無く、生成物も無害であるが、しばしば外見上の問題になる場合もある。別名、白華現象(はっかげんしょう)またはエフロレッセンス。
コンクリート内部に進入した水分が蒸発する際に、石灰分などの可溶成分と共に表面に染み出して凝固する一次白華、空気中の二酸化炭素と反応する事で凝固するニ次白華によって起こるものである。
エフロ現象の原因としては、コンクリートが固化する際の水分の量、骨材や混和剤など様々な理由が関与して、起こるものであると考えられている。これらは、あくまでコンクリート表面で起こる現象であり、コンクリートの強度が損なわれる事は無く、その成分も無害な炭酸カルシウムなどである為問題は生じない。
外見上が気になる場合の対処としては、塩酸が含まれる洗剤などで落とすか直接削る。範囲が大規模な場合には、クエン酸を主成分とした市販品の洗浄剤を使用する方法がある。
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