外壁塗装の塗料の種類と相場について

外壁塗装の塗料の種類と相場について

外壁塗装の塗料の種類と相場について

外壁塗装は、外壁をリフォームするための手段のひとつで既存の壁を塗装し保護膜を作るというものです。一方で塗料にもさまざまな種類があり、それぞれの特徴と価格といった違いがあります。

現在の外壁塗装として使われているものとしては、ウレタン系塗料とシリコン系塗料の2つがあります。
それ以前ではアクリル系塗料がありましたが、本格的な外壁塗装では耐久年数から使われなくなっています。アクリル系塗料の場合には耐用年数は6年ほどと短く、その点でウレタン系塗料は7年から10年、シリコン系塗料は12年から15年となっています。 また価格相場ではアクリル系塗料がもっとも安いものの塗装に掛かるための費用そのものは塗料のほかにも壁の修繕や足場を組んだり、また養生といったことを行なわなければならず、その点で耐用年数に劣るアクリル系塗料やウレタン系塗料は使われない傾向にあり、現在の主流はシリコン系塗料となっています。
また近年はより耐用年数をのばしたフッ素系塗料があり、この場合には15年から20年ほどの耐用年数となっていますが、高額です。またウレタン系塗料に機能性をもたせた機能性塗料もあり、遮熱効果などのほかの塗料にない機能が付与されているもののフッ素系塗料よりも高価であり、ウレタン系塗料と価格で比べると倍近くになります。

外壁塗装の相場に関しては坪単価で表すのが一般的です。一般的な相場としては、ウレタン系塗料であれば1万5000円、シリコン系塗料であれば坪単価1万6000円となっています。
フッ素系塗料ともなると坪単価は2万円を超えてきます。
ただし、この坪単価はあくまでも概算であり、正確な価格ではありません。この坪単価の内訳としては、塗料や養生材料代が2割、足場代が2割、人件費が3割となっています。

残りの3割が業者の利益ということになりますが、実際にこの割合で行えるわけではなく、例えば建物が複雑な形であったり、劣化が激しい場合には修繕を行う必要がありますし、作業に時間がかかればそれだけ人件費も必要になります。

なお、最低費用としては足場代があります。足場は、作業を安全かつ効率よく行うために建物の周囲に作業場を作ることですが、このさいの組み立て費用は最低でも10万円程度は必要になります。

このため外壁塗装を行う坪数が少ないからといって、この足場代の最低価格を下回ることはありません。
一方で広ければ広いほど足場の費用も安くなるため、坪数が大きくなるほど価格の相場が下がることになります。


千葉県で外壁塗装を考える

一戸建て住宅を元気に長持ちさせる方法としては、メンテナンス管理があります。
住宅は決して安い買い物ではありませんので、住宅ローンなどを組んでの購入をされる方が多いですが、メンテナンス費用まで考慮に入れての資金計画をしている方は少ないかもしれませんね。

千葉に住んでいるのですが、近頃よく外壁塗装の業者がやってきて、塗り替えた方が良いというが、本当に放っておくとダメなのでしょうか?答えはダメなのです。

外壁や、屋根といった家の外側というのは、風雨から中に住んでいる私達を守ってくれて、家の中にある財産も守ってくれる鎧の部分です。
その、鎧が堅牢であればあるほど中のものは安心できるのですが、最初堅牢であっても、時とともにだんだんと弱い部分が出てきてしまいます。

千葉県で言えば、海沿いのエリアに建っている家は、海風の影響や、台風、近頃では竜巻などの強風、等に特に影響を受けやすいエリアといえます。
千葉の内陸部でも、紫外線や、道路から受ける粉塵などの影響は立地条件によってかなり影響する場合もあります。

外壁塗装は、これらの外的要因から家を守らなければならないのですが、当初に塗っている塗料にもよりますが、10年程でメンテナンスが必要だといわれています。
劣化が進むと、目地の隙間や、壁の隙間から水分が染み込み、家内部の構造材を侵食します。
ベランダ手すりなど外から見てさびが浮いているような部分は気になって補修しがちですが、内部はよく分からないですよね。
雨漏りや、水漏れが無いから大丈夫だと思っていても、外からは見えない外壁と断熱材の間などに水が染み込んで 腐食していることもあるのです。

こうなってしまうと、家全体が痛んでしまい、リフォームが必要になってくるかもしれません。
外壁塗装であれば数十万円程度で済んでいたのが、リフォームとなれば数百万円かかるかもしれないのです。
こうなる前の予防策として、余裕のあるうち、まだ本格的に痛んできていないうちに塗装し直しておくことが重要です。

風水害の多い土地柄地であればなおさら湿気を含ませないようにする手立てを普段から考えておきましょう。
今は大丈夫だというのであれば、将来的に塗装をやり直すことを考えて、今から積立貯金をしておくと良いですね。
マンションなどでは、積立修繕費は毎月自動的に払い込むシステムですので、それと同じように、必要になった時に、すぐに動けるように、資金を用意しておくということもメンテナンスを考える上では非常に重要です。

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