外壁塗装プランの価格・単価を徹底比較！

塗装費用と耐用年数を比較

外壁塗装の塗料の選び方のポイントは「塗装費用と耐用年数の兼ね合い」です。

　塗装費用：フッ素 → シリコン → ウレタンの順に「塗装費用が高額」です。
　耐用年数：フッ素 → シリコン → ウレタンの順に「耐用年数が長い」です。

まずは「塗り替えの頻度と費用の関係」を以下の図で比較してみます。

【条件】
　外壁・屋根塗装、25～30坪、高圧洗浄、足場、付帯塗装込み

【1回の塗り替え費用】
　フッ素塗装　： 96万円（外壁塗装69万円 + 屋根塗装27万円）
　シリコン塗装： 84万円（外壁塗装59万円 + 屋根塗装25万円）
　ウレタン塗装： 74万円（外壁塗装55万円 + 屋根塗装19万円）

上図のように、1回あたりの塗装費用はウレタン塗装が最も低価格ですが、長期的な塗装費用は耐用年数が長いフッ素塗装が圧倒的に低価格になります。

実は外壁塗装の費用内訳は、塗料の占める割合は非常に小さく、足場設置費用や人件費など塗料以外の割合がほとんどなのです。
塗り替えの度に足場設置費用や人件費がかかるので、外壁塗装は頻度が増えると非常に費用対効果が悪くなります。

ご自身のライフプランからリフォームプランを考える切り口も非常に有効です。

【15年以内に住み替えの可能性がある方】
子供の成長や生活サイクルの変化によって、住み替えの可能性がある場合は、費用と品質のバランスが良いシリコン塗料で十分かと思います。

【永住し、ご子息に相続の可能性がある方】
永住して相続するなど、長期的に居住予定の場合はフッ素塗料や遮熱防水塗料など密着性や保護力が強く、耐用年数が長い塗料をおすすします。
長期的な塗装費用が安く済むだけではなく、塗膜の保護力が強いことで紫外線や雨・ホコリなどから住宅の劣化を守り、長期的に住宅の資産価値を維持できます。